デザイナーから専門学校の先生に転職する3つのメリットとリスク

デザイナーが働いている様子LIFE
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デザイナーのが学校の先生に就職するメリット3選とリスクです。デメリットも知る事で客観的な判断ができるような内容にしています。

以前はデザイナーといえば将来的に独立などして安定していくイメージの職種でした。しかし不安定な時代に独立して安定という選択肢は狭まってきています。そこで安定とデザインワークが両立できる先生という選択を悩む方は多いと思います。

専門学校の先生になったらデザインの仕事はできないの?

安心してください、ほとんどの専門学校が副業を許可しています。理由は専門学校というのは出来るだけ最新のノウハウを教えて欲しいという需要があります。

先生に現場の仕事を引き続きしてもらうことで学生に、教える内容をより良いものにできるという学校側のメリットが大きいからです。

逆に現場ではなかなか受注できないメジャー案件にかかわることも可能

専門学校には企業からの引き合いがおおいです。就職の観点だけでなくCSRの一貫として産学連携という形で案件がやってきます。学生とチームをつくりメジャー案件の指揮をとり時に自分も手を動かしながらデザインを世に出すこともあります。

産学連携が終わった後も企業から直接連絡が入り、今度は自分だけで引き続き受注に繋がることも多いです。つまり1つめのメリットは・・・

安定を確保しながらデザイン制作を続け大幅なキャリアアップが期待できる

ただし、大きな案件の責任の範疇を学生といういわば素人と扱うことになるのでそこはリスクです。しかし企業も理解をしていて対策に協力的なので、ほとんど大きな問題になる事はないので安心してください。

とはいえこちらの心配大きさ以上に学生はしっかりしているものですが。

忙しさは?ぶっちゃけ残業や休日出勤はどれくらい?

私は元々大手広告制作会社のデザイナーとして10年近くすごした後に先生の面接に挑みました。そこで繰り返し聞いてしまったのが「徹夜は何日くらいですか?」です笑。

しかしアンサーは「えっ?さすがに徹夜はありませんよ

なんと徹夜がないと言い張るのです。10年間の間しみついた徹夜スタイルは企業では常識だと思いこんでいたのです。

「なるほどそうきたか、、、まあでもあって1日程度な印象だなそれならいける!」とそう言われてもまだ信じないまま入社したものです。。。

しかし、先生になって5年なんと本当に徹夜は一度もありませんでした。

メリットその2は、

徹夜はまずなく、とても健康的な生活が送れる

なぜ先生という選択肢を選んだのか、キッカケは結婚です(ありがち)。もちろん結婚して子供の写真をデスクのパーティションに貼りながらがんばっている現役のデザイナーも尊敬できます。どちらかというと私も仕事が大好きだったので頑張る派でした。

クニさんのように、デザイナーで働き方自体を考えなおした方の意見に今となってはとても共感できます。

「そんなに働いて身体壊したら元も子もないじゃない、私には理解できない。」

という医療系で定時にキッチリと仕事が終わる奥さんの一言がきっかけとなる。その頃三日以上自宅に帰らない、土日も徹夜がザラの状態で周囲のデザイナーもその状況に誰も疑いをもっていませんでした。

ただお世話になった隣にすわる先輩デザイナーがふと「俺たちさこのまま仕事続けてどうなるんだろうな」って漏らした時頭をよぎったのは「あれ?社内で一番年いっているデザイナーって誰だっけ?」でした。

それは大変失礼ですが50才前半のフォトショップのカリスマでした。自分の未来をダブらせた時「それが答えなのか??」と考え始めたのが転職のきっかけです。

学校の先生なので夏休みがある!

これは、そもそも会社に人生を捧げるスタイルがしみついていると本当に衝撃的なことです。最初なんて使い方が分からずに昼夜逆転でゲーム漬けに使ってしまったくらい使い方が分からないレベルで長いです。

もちろん・・・健康になってほしいのでそこは大人でいてください笑

未来をそして社会をデザインする

というと少々大袈裟かもしれませんが、学生はこちらが思っている以上に吸収していきます。時に「えっそんなこと言ったっけ?」とこちらが忘れていることを「先生の指導のおかげで」って感じで感謝してきます。

つまり自分の分身が世のデザインをつくっていく、一人ではできない大掛かりな未来のデザインです。

専門学校というのは、中高とちがい基本大人で冷静な学生がほとんどです。なので人間的に教えられる事など極々わずかです。

たまに成長の瞬間(超ダメだったやつが本気で反省して出来るようになるとか)に立ち会うこともありますがそれは本人が自力で成長するきっかけを与えているにすぎません。メリットその3は

一人ではできなかった未来をデザインする事ができる

我々デザイナーが教えられるのは現場で培ってきたデザインのコツです。そのコツの中に我々の個性がありそれは我々自身とも言えるものです。その個性が増えていく様はまるでラーメン店の「のれんわけ」のような感覚に近いです。

もちろん将来、卒業した学生と仕事を一緒にするなんていう夢があってもいいかもしれません。以上がメリットの部分です。

とはいえ過酷な時もあるのが最大のリスク

最後になりましたが、これは伝えておかなければいけないリスクの部分です。なによりも生身の人間と相対するのでそこがリスクです。

時に怒らなければならないこともあります、連絡がつかなくなることもあります、日々彼らは成長していてそんな心の動きについ先生も悩まされてしまいます。

でもデザイン作業をしていると、そんな喜怒哀楽が動くことって少なくなりませんか?(まあクライアントや同僚に腹がたつくらいはあるかもですが・・w)

ほんとうにこの仕事は忘れていた感情が呼び起こされてしまうのがリスクであり、実は人間を取り戻すことでもある気がしています。

日々感情を揺さぶれながら生き生きと仕事をしていることにこの5年で気がつきました。向き不向きもあると思います、転職するとなってもそこは慎重になってください。その為に、この記事がどなたかの参考になると幸いです。

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