Procreateで、イラストや漫画などに使う主線ブラシ設定について紹介します。ProcreateはiPadで使える人気のイラストアプリで、様々なブラシをカスタマイズして自分好みの線画を描くことができます。
イラストや漫画における主線とは
イラストや漫画における主線の種類とは、キャラクターや背景などの輪郭を描く線のことです。主線の太さや強弱によって、イラストや漫画の印象は大きく変わります。この記事では、主線の描き方やテクニックについて紹介します。
主線の描き方の基本
主線を描くときの基本は、筆圧を調節して線に変化をつけることです。一定の太さで描くと、イラストや漫画が平面的に見えてしまいます。筆圧をかけたり減らしたりすることで、立体感や動きを表現できます。
筆圧をかけるときは、以下のポイントに注意しましょう。
・影のある部分や奥行きのある部分は太く描く
・光のあたる部分や手前に出る部分は細く描く
・曲線や角度が変わる部分は抜きを入れる
・線の始めと終わりは細くする
主線のテクニック
主線を描くときに使えるテクニックをいくつか紹介します。
色付きの主線を使う
主線を黒で描くのではなく、色付きで描くことで、イラストや漫画に柔らかさや華やかさを与えることができます。色付きの主線を使うときは、以下のポイントに注意しましょう。
・色は塗りつぶしの色よりも暗めにする
・色は塗りつぶしの色と同系色にする
・色は部位ごとに変える
主線を消す
主線を消すことで、イラストや漫画に透明感や軽さを与えることができます。主線を消すときは、以下のポイントに注意しましょう。
・消す部分は光が当たっている部分にする
・消す部分は一部分だけにする
・消す部分は塗りつぶしの色と同じ色で塗りつぶす
Procreateの主線設定
主線ブラシの設定は、イラストの雰囲気や質感に大きく影響することがわかりました。では、どのようにして主線ブラシを設定するのでしょうか?ここでは、私がよく使う主線ブラシの設定方法を紹介します。
イラストの主線を描く時には、ブラシの種類やサイズ、圧力感度などを調整することが大切です。
まず、ブラシの種類ですが、Procreateのデフォルトで入っている「インキング」カテゴリーの「スタジオペン」がオススメです。このブラシは初期設定のままで、滑らかでシャープな線が引けるので、主線に向いています。また、ブラシの形が丸いので、どの角度からでも均一な線が引けます。
次に、ブラシのサイズですが、主線を描く時には細めに設定します。具体的には、ブラシサイズのスライダーを10%以下にします。これは、細い線の方が繊細できれいに見えるからです。イラストの雰囲気や好みによって変えても構いません。
最後に、圧力感度ですが、主線を描く時には高めに設定します。具体的には、「ブラシスタジオ」の「ダイナミクス」タブで、「サイズ」の「圧力」を最大にします。これは、圧力感度が高いと、筆圧によって線の太さが変わるので、表情豊かな線が引けるとからです。もちろん、これも好みに応じて調整してください。
以上が、私がProcreateでイラストの主線を描く時の設定例です。参考になれば嬉しいです。Procreateは自分好みにカスタマイズできるので、色々な設定を試してみてくださいね。
まとめ
イラストや漫画における主線の種類とは、キャラクターや背景などの輪郭を描く線のことです。主線の太さや強弱によって、イラストや漫画の印象は大きく変わります。
筆圧を調節したり、色付きの主線を使ったり、主線を消したりすることで、様々な表現ができます。自分の描きたいイラストや漫画に合わせて、主線の種類を工夫してみましょう。