Procreateとても高機能で便利なのですが、高機能故にで描いている最中に必要としていない機能が誤作動してしまい不便に感じる事があります。
特についペン先を長く画面につけてしまい(といってもほんとに僅かな時間)QuiclShapeに入ってしまうという誤作動が多くストレスとなるケースがあります。
そのような時、快適に作業をするための設定箇所の説明です。
環境設定による制御
基本的には、作業を快適にするペンの設定は画面上部の「スパナマーク(アクション)」の中にある環境設定で調整していきます。今回の問題はさらにその中で「ジャスチャコントロール」という場所にあります。
ジェスチャコントロールとは
タップやスワイプでできるショートカット操作の設定をまとめて行える場所です。初期設定のままで問題なく使用できている場合以外は、作業環境や作画の癖に合わせた細かい設定をすると快適に制作することができます。
ジャスチャコントロールの種類
ジェスチャコントロールは、全部で11種類のメニュー(ぼかし、消しゴム、アシストされた描画、スポイト、QuiclShape、QuickMenu、フルスクリーン、レイヤーを消去、コピー&ペースト、レイヤーを選択、一般)があります。
今回の設定はQuiclShapeの中の最下部にある「描画して押さえたままにする」の箇所です。
ジェスチャコントロールを無効にする
メニュー一番下の「一般」をタップして、「タッチアクションを無効にする」をオンにします。これで指一本での描画ができなくなり、ペン以外の入力が無視されるようになります。これで誤動作は減りますが不便に感じる事もあるかもしれません。
描画して押さえたままにするの変更
こちらの設定は、初期設定では0.66秒となっています。タッチが早くこの速度でもQuiclShapeが発動しない方であればこのままで問題ないです。
しかし、こちらの設定でQuiclShapeが発動してしまい作画に集中できないなど問題がある場合は変更をおすすめします。わずかな修正でも体感がだいぶかわります。
QuiclShapeを使用しない場合はOFFでもかまいませんがそうするとProcreateのせっかくの機能的な魅力が半減してしまうといっても過言ではないのでおすすめしません。
変更する遅延のおすすめは1秒です。
こちらの遅延にすると、誤作動を防ぎながら昨日として使用する事ができます。あとは好みで微調整していくといいと思います。
以上がProcreateの描画中の機能誤作動を防止する設定の方法です。この設定を行うことで、快適にお絵描きを楽しむことができます。ぜひ試してみてください。