はじめてプロクリエイトを操作する際のリファレンス用記事です。この記事では、全10回でプロクリエイトがストレスなく使えるようになる事をめざした内容になります。
Procreateとは
ios(ipad版/iPhone版)のみ提供の、絵を描くことを基本機能としたドロー系ソフトです。有料の買い切り型アプリで2023年5月5日現在2000円でApp Storeより販売されています。
iPad版、iPhone版の違い
まず現時点でiPhoneはApple Pencilに対応していないので、Apple Pencilが使えるか使えないかが大きな違いです。それ以外はほぼ機能の遜色はなく指で行える範囲の修正やデータのやりとり確認など緊急の用件にはiPhone版を入れておくと便利です。
iPhone版は別アプリ扱いで別途課金がいるので注意が必要です。
他のドロー系アプリとの違い
これはもう、明確に描き心地につきます。他のアプリにも長所があり、プロクリエイトができない事もできてしまうアプリもありますがこの描き心地だけは実際に使ってみて頂ければわかりますが替えがきかないです。
万能ではないので他のアプリとの連携も視野に入れておく
後々作品が増えてくると、サイズの限界の問題に直面することがあります。漫画を描きたい場合などの場合は他のアプリを経由して最終的にプロクリエイトに戻ってくるという手法もありです。
現時点では、サイズの限界が存在しますがappleがメモリの開放を宣言しているので将来的にはタブレットのスペック次第ですが解決する可能性はあります。
iOS15よりメモリの制限が廃止されたので、iPadのスペックに依存する事になりました。
ストレスなく描き始める為に
プロクリエイトも結局は道具なので使い方でつまずくと下手すると検索して描く事をやめてしまう可能性があります。まずは色々と自由に触ってみる事をおすすめします。
ここでは、最初の一歩めでつまずかないようにアシストします。
はじめの一歩となるギャラリー
プロクリエイトを起動すると最初の画面はギャラリーです。
アイコンをクリックすると・・・
ギャラリー画面となります。ここでこれからつくる絵を管理していきます。
最初にあるサンプル画像は削除しても復元できるからOK
ストレスなく進めるために最初のギャラリーのサンプルは一旦確認した後は不要になります。なので削除してしまいましょう。
サンプル画像復元の方法
とても簡単でギャラリー画面の左上「Procreate」の文字をタップして出てくるバージョン確認画面の中に復元ボタンがあります。
バーションアップにより多くの改善を行ってくれるのがこのアプリのメリットのひとつです。いままでのバージョンアップで大きな不具合が出たケースが少ないので最新バージョンでの使用をおすすめします。
バージョンアップによるUI(ユーザーインターフェースとよみます、アプリの操作画面のこと)が大きく変更になり慣れていると一瞬とまどうこともありますが、使っているうちに気にならなくなるのであまり臆せずにアップデートしてしまいましょう。
ここまで理解できたら、とりま新規画像ではじめちゃいましょう
右上のプラスマークから「スクリーンサイズ」でまずは作画してみましょう。触って、楽しくなってからこの後の記事で詳しくなってもおそくはないかと思います。
次回第二回ではギャラリーの細かい使い方と設定について解説します。