Mac版Blender2.8を業界互換キーマップ(Industry Compatible)で使う際の基本UI操作についてまとめていきます。環境はMacBook(テンキー無し)に、マウスをつないで操作する前提です。ショートカットで済む操作を前提にまとめていきます。初めての方向けに超基本事項も記載しています。
画面(ビユー)操作
画面の回転・移動・拡大縮小
画面を回転・・・・・・・・option+左クリック ※両方押しっぱなし
画面を移動・・・・・・・・option+中クリック ※両方押しっぱなし
画面を拡大縮小・・・・・・option+右クリック ※両方押しっぱなし
画面(ビュー)操作は基本optionキーを押しながらマウス操作で覚えれば早いかと思います。
オブジェクトの操作
オブジェクトの選択系
オブジェクト選択・・・・・左クリック
オブジェクト選択解除・・・オブジェクトがないところで左クリック
まとめて選択・・・・・・・何もない所からドラック
オブジェクトの移動系(トランスフォームツール)
オブジェクトの移動・・・・Wキーを押して出てきたギズモの移動したい矢印をドラック
オブジェクトの回転・・・・Eキーを押して出てきたギズモの移動したい矢印をドラック
オブジェクトの拡大縮小・・Rキーを押して出てきたギズモの移動したい矢印をドラック
ちなみにギズモとはMayaでいうところのピボット
3DCGでは画面を自由に移動できる反面どこに向かって編集しているのかわからなくなるため、座標の目印を使いながら編集します。その目印のことをギズモと言います。
ギズモのサイズを変更する
ギズモはデフォルト(初期設定)では75pxです。それで充分なのですが、時に見えづらくなったらプリファレンスメニューからサイズを変更できます。
変更する手順
①オブジェクトを選択(左クリックですね)した状態で上部メニュー「編集」→「プリファレンス」を選択
②プリファレンスの左側タブの「ビューポート」を選んで「ギズモサイズ」の数字を変えてみましょう
③あとは数字を大きくすると見やすくなります
ベースとしている作業環境
普段3DCGを作業するのはWindows環境なのですが、グラフィックデザイン作業の補助ツールとしてCGを使いたい時にBlenderはMacBookでもサクサク動くので重宝しています。しかしなかなかMacで作業している方が少ないようなので備忘録として少しずつ更新していく予定です。
作業環境※2020年2月13日現在
- MacBook Pro(15-inch, 2016)
- プロセッサ 2.6 GHz Intel Core i7
- メモリ 16GB 2133 MHz LPDDR3
- macOS Mojave ver10.14.6