専門学校におけるオンライン授業について

授業風景 専門学校
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新型コロナウィルスによる自粛を受けてついに私が講師を務める専門学校でも、オンライン授業を検討する運びとなりました。※2020年4月21日更新

しかし実際に準備をはじめてみるとメリット・デメリット含め見えてくる事もあるのでその記録です。

まずは、先生同士でオンライン会議などで模擬授業などを行いあるていど運用に慣れてきてからの展開が理想です。しかし、不安の中待たされる学生のことを考えれば急ぎ対策をしていく必要があります。

各種ソフト導入のメリット・デメリットと実際の使用感

やはり重要になってくるのは、ソフト選び。学生の自宅環境は個人差があり必ずしもwifiがあるとも限らず慎重なセレクトが求められます。私が働く専門学校は主にデジタルスキルを教えるのでオンライン環境を持っている学生が多いのでまだいいですが…

Zoom(ズーム)ミーティング

世間ではもっぱらzoomが話題のようですが、どうにも懸念事項があります。実際に運用してみると確かに便利です。しかし、先生同士の会議ではまだリスクも少ないですが学生に展開するとなるとリスクがあがってきます。

メリット

  • 無料でつかえる
  • 比較的動作が安定している
  • 画面共有ができる

デメリット

  • Zoom爆撃なる攻撃がある
  • 顔と名前が共有されているなど匿名性が低い
  • 授業の内容が漏れる恐れがある
  • データの共有は別ソフトが必要
  • そもそも学生の家がwifi完備とは限らない
  • 出席の確認がめんどくさい
デメリット回避の方法
  • ミーティングIDは毎回発行しなおす※定例はIDが漏れたときリスクとなる
  • パスワードは必ず設定
  • 待機室も設定、最悪入室させなければリスク回避となる
  • 出席確認はチャットで。※有料プラグインという手もある

ツイキャス ライブでつながるコニュニケーションサービス

若い人はよくつかっている模様

メリット

  • 若い人は使い方をすでにしっている

デメリット

  • 若い人でも知らない人ももちろんいる
  • スマホのみの対応になる
  • 無料で使うには、制限時間が30分

Microsoft Teams

こちらはまだ試していませんが、Officeとの連携が優れているようで学校というのはエクセル・ワードが結構仕事として使用するのでありなのかもしれません。

googleハングアウト

すでにオンライン会議で使用しています。googleアカウントが必要なので持っていない学生には新たに作らせる必要があります。しかし就活など考えると今時googleアカウントは一つくらい持っていてもいいような気もするのでありなのかも。。

メリット

  • 同時編集できるスプレットシートとの併用がとにかく便利!
  • 接続が完了すれば抜群の安定再生

デメリット

  • 会議開始まで接続できない人が現れるなど結構トラブる
  • パソコン自体が初心者の学生がいた場合、指導にてこずる

授業内容について

これまた検討が必要です。そもそも手取り足取り教えるような科目は不可能なので基本座学系の科目がメインになってくるかと考えられます。

さらにはノートはどうとるのか?はっきり言って私が学生ならスクショ撮って終わりな気もします。出席の管理は?授業態度は??そもそも単位としてカウントできるのか???などなどキリがありません。

まとめ

とにかくCGの練習もそうですがやってみない事にははじまりません。そこから見えてくる事もあるでしょう。しかし授業の場合は相手があるのでそう簡単にミスを犯す訳にはいかないところが難しいところです。

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