ZBrushCoreの魅力のひとつに素体からのスカルプト(粘土をこねるようなモデリングの事)手法があります。初めてさわると素体からスカルプトまで悩む事もあるのでこちらで解説します。
ZeeZooを使用する方法はこちらの記事を参照してください。
※作業環境macOS10.15.3 ZBrushCore2020.1.3
素体をスカルプトできる状態にするまで
基本的な流れは
Aキーを押す→ダイナメッシュをかける→ドローブラシで滑らかにする
です。上記内容を以下で詳しく解説していきます。
メッシュ化のプレビュー(Aキーを押す)
最初にこのプレビュー状態の切替を理解することをオススメします(ここは私自身が最初よくわからなくてつまずいたところです)。Aをおすと再びZスフィア状態になるのでポーズを変えたりできます。
編集状態は非表示になりますがキープされているので焦らないことがポイントです。
モデルを追加してからポーズをつける
このあとスカルプトをしていくので、その前にモデルを追加したりポーズをつけたりしていきます。こういったゴリラちゃんには世代的にキャノンをつけたくなるのでゴリキャノンにしていました笑
ダイナメッシュを欲しい細かさ(解像度)で設定する
あとはダイナメッシュをかけるだけです。右側のメニューから解像度を設定してダイナメッシュボタンをおします。いい感じにならなかったらコマンド+Zでもどりましょう。
好きにブラシでスカルプトしていく
おそらくここでタブレットを導入すると物凄いモデリングができると思われるのですがタブレットを出す手間をおしんでしまったのでマウス操作で仕上げてみました。
ブラシパートは参考動画をつくりましたのでよかったらご覧ください。微妙に今回の仕上げとは違いますが工程は同じです。※2020.6.5追記
まるでライダーの怪人のようなゴリキャノンになりました・・・
かなり直感的にそうさができるので素材作りにはオススメ
ここまで、マウス操作だけでもほぼ30分程度で完成することを考えるとCG初心者の方や趣味でCGを触りたい方に流行っているのも納得の操作感だと思います。